1月にUltimate Hacking Keyboardを購入した。購入した経緯などをここに記録する。
https://ultimatehackingkeyboard.com/
**目次
-購入のきっかけ
-購入にあたって検討した他のキーボード
-決めてから購入までの手続き
-購入しての感想(よかった点、気になった点と対処法)
-キーマッピングについて
-キーボードを検討での教訓
**購入のきっかけ
元々はHHKBのHybridを会社と家で2台持ち。マウスはMxErgoを持ち歩いていた。
概ね満足していたが、以下の3点が気になっていた。
・極力ホームポジションから手を動かさずに済む方法はないか
・もう少しキータッチが軽いものがないか
・左右分離型のキーボードないか。
・Ex Ergoの持ち歩きが重い。
**購入にあたって検討した他のキーボード
***keyball39,46,61
https://shirogane-lab.com/
分離型キーボード、トラックボール付き、キーマッピング可能、コンパクト、持ち運び可能、見た目もスタイリッシュで良さそうということで第一候補だった。
理想の書斎づくりのYoutubeをみて、「私が求めていた理想はこれだ!」と脳みそにイナズマが走った。
秋葉原の遊舎工房にデモ機があるということで試し打ちしに行ったところ、どうしてもキー配置が手に馴染まなかった。斜めの指の動き(M→O)の時にすごい遠く感じたのが、どうしても違和感があった。既存のキーボードに慣れている人は、結構違和感を感じるのではないかと思ってしまったが、今思えば慣れの問題かもしれない。
加えて、検討していた2022年11月頃は、大人気で入荷してもすぐに売り切れてしまうため、いつ入手できるかわからないため、断念した。なお、今も人気ですぐに売り切れてしまっている模様。まぁ頷ける。
***7sPro
https://shop.yushakobo.jp/products/7spro
HHKBと同じ配列かつ、分離型キーボードということで気になっていた。値段も他のキーボードに比較してよかったが、マウスを脱却できないというところで第一候補ではなかった。
***Claw44 v3
https://shop.dailycraft.jp/collections/wings42-v2
Keyballが手に入らないということで他のキーボードを物色していたところ、スタイリッシュで持ち運びも良さげなので、気になっていた。こちらも遊舎工房でデモ機を触ってみたが、手の配置が馴染まなかった。残念。
***wings42 v2
https://shop.dailycraft.jp/collections/wings42-v2
こちらもClaw44と同様に分離式でスタイリッシュでかっこいいなぁと思っていた。キーキャップも低そうでノートpcぽかったのでそこもいいなぁと思っていたが、手の配置が馴染まなかった。
**購入の決め手
以下の要件を満たしていたこと
-分離型キーボード
-モジュールを追加することでマウス不要になるのでは?
-持ち運び可能
-Macにも対応
-キーマッピング可能
-メカニカルキーボードで打鍵間を後から調整できる。軽いとされるピンク軸がある。
金額が高いという最大のボトルネックがあったが、「毎日使うものでなのでお金をかけてもいい」という呪文を唱え続けて、注文ボタンを押した。なお、配偶者には本当の値段を伝えていない。ここに懺悔します。お許しください。
**決めてから購入までの手続き
サイトから軸、キーボードの色、キーキャップの種類、付属品などを選択。クレジットカードで決済した。11月末に注文をして、届いたのは、1月末くらいに届いたので、2ヶ月くらいかかった。DHLで送ってくるが、日本の税関を通る際に消費税で5000円くらい払った。
**購入しての感想
概ね満足している。質感、安定感、打鍵感、見た目、Mac配列にも対応。1台あればなんでも対応できる。まさしく究極という名前は伊達ではないと思った。
***購入してのよかった点
-ホームポジションからほとんど動かさずに打鍵できる。音も静かでHHKBと遜色ない。メカニカルはうるさいという先入観あったが、そんなことはなかった。静音ピンク軸は軽いし、静かで自分に合っている。
-マクロ機能が地味に便利。まずはよく使う画面ショット(Win+Shift+S)や日本語入力の切り替え「~(チルト)+Alt」のショートカットを登録した。他にも色々と仕込めるので、思いついたらどんどん登録したい。
-MacとWindowsで配列を切り替えることができるので、便利。iPadとWindows持ちにはありがたい。
-レイヤーがめちゃくちゃ増やせるのですごい。まだ三層までしか登録していない。
***購入して気になった点と対処法
-HHKBよりは手を広げないといけないため、まだまだ打ち間違えがある。手が痛いが慣れの問題と思われる。
-英字配列なので、慣れが必要。あと、会社のPCの環境によっては言語入力を日本語の状態でIMEのキーパットをUS配列を追加するのを許可されていなかったりするので注意必要。
-US配列なので、日本語の入力切り替えに一手間かかる。「~(チルト)+Alt」にするか、「Lang1」、「Lang2」でキーを2つ割り当てる必要がある。ただ、マクロ機能で「~(チルト)+Alt」を登録することで切り替えがボタン一つでできるようにした。
-初期設定では、ESCキーがBASEレイヤーにない。色々と配置をいじってESCキーは左上に配置した。ESCキーって地味に色んな場面で使うということを再認識させられた。
-左右のキーボードを繋ぐの電話線がついてくるのだが、分離キーボードと言いながら短い。これは、市販の電話コードが使えると他のブログで見つけたため、2mタイプをAmazonで購入。
-有線キーボードというところは少し気になったが、Bluetoothが安定したと言ってもずっと打っていないと切れてしまったりしてイライラしていたので個人的には優先にしてよかった。
-パームレストは木の質感がとっても良くて買って損はないが、木なので持ち運びはそれなりに重量ある。着脱は手で回せるネジ式で簡単なので、使う環境によっては、パームレストは置いていくのもアリ。なお、私は職場と家との間で健気に持ち歩いている。
**キーマッピングについて
まだ試行錯誤しているので、固まってきたら投稿したい。
**キーボード検討での教訓
極めて当たり前の話だが、キーボードは最後は手に馴染むかが問題なので、出来れば店頭などで打鍵することが大事。今回購入したキーボードは、ハンガリーで作っているので、試しようはなかったが、他の分離型のキーボードは実際に試して私の手に合わないことが確認できたのはよかった。