うえしまさんの備忘録

うえしまさんの活動の備忘録をここに淡々と書いていきます。

日常は淡々と進んでいく

どれだけ社会的に重要な情報であってもそれが個人的にとって重要な情報であるかどうかというのは別問題である事を思い知った。



秋葉原通り魔事件の報道を聞いて数時間の間はそれに関する情報を集めようとするけれど、数時間後にはいつもどおり何も変わらない日常が戻ってくる。報道があったときにはそれなりに心を痛めて、素直に被害者の安否を気にしたけれど、時間の経過と共に次第に日常というものが戻ってきて何事もなかったかのように今こうして日記を書いている。Twitterのタイムラインを見ていても、事件発生から数時間後にはいつもと変わらないつぶやきが並んでいる。関係者、歴史家、犯罪専門家でもないその他大勢の国民はどれだけ長くとも数ヶ月もすれば日常に押し流されて忘れてしまう。忘れてはいけないとわかっていてもいつかは忘れてしまう。国民である私も事件の情報を集めるのではなく学校のレポートの情報を収集してそれを実行することを優先するのだろう。


人間の情報に対する順位付けは実に(良い意味でも悪い意味でも)合理的であるとつくづく思った。


お亡くなりなられた方々のご冥福をお祈りする。